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2025年6月期第1四半期業績は、前年同期は下回るも、概ね計画に沿った推移
2025年6月期第1四半期におけるわが国経済は、好調な企業収益により業況感は良好な水準を維持しており、雇用・所得環境の改善が進み、個人消費にも持ち直しの動きがみられました。不動産業界におきましては、日銀のマイナス金利政策が解除されたものの、引き続き緩和的な金融政策継続により住宅ローン金利は低水準で推移しており、住宅需要は堅調を維持しました。
当社グループの2025年6月期第1四半期の業績は、概ね計画に沿って推移しましたが、大型案件の売却を見込んでいたことでHLBファンドへの譲渡を見送ったものの期ズレにより前年同期を下回り売上高145億45百万円(前年同期比▲5.5%)、営業利益3億84百万円(同▲60.4%)、経常利益2億92百万円(同▲65.4%)、親会社に帰属する当期純利益は1億43百万円(同▲74.3%)となりました。
当社グループの2025年6月期第1四半期の業績は、概ね計画に沿って推移しましたが、大型案件の売却を見込んでいたことでHLBファンドへの譲渡を見送ったものの期ズレにより前年同期を下回り売上高145億45百万円(前年同期比▲5.5%)、営業利益3億84百万円(同▲60.4%)、経常利益2億92百万円(同▲65.4%)、親会社に帰属する当期純利益は1億43百万円(同▲74.3%)となりました。
フランチャイズ事業、金融事業は着実なストックの積み上げにより増収増益
フランチャイズ事業では、店舗数増加により増収増益ペースへ回復し、2025年6月期第1四半期では累計加盟店舗数が708店舗、累計開店店舗数636店舗となりました。都市部を中心に不動産業者の比率が増加しており、新規加盟開発は大阪府下を中心に堅調に推移する一方、都市部はテナント選定に時間を要することが、新規開店店舗数の減少に影響していますが、順次追いついてくると考えています。
ハウス・リースバック事業は、HLBファンドへの譲渡を見送ったため、前年同期からは減収減益となっています。まずは不動産売買事業へ優先的に注力していますので、引き続き取扱件数は現状程度を維持しつつ、不動産売買事業と財務状況の推移をみてまいります。
金融事業では、不動産担保ローン事業の縮小により業績は減少傾向が続いておりましたが、リバースモーゲージ保証の残高積上げにより再度増収増益ペースまで業績が向上してきました。保証残高は229億76百万円となり、また、2025年11月13日現在で提携金融機関数は54行まで増加しました。新規保証件数は、まだ若干波があるものの、首都圏を中心に高単価の案件獲得が進んでいることで新規保証額は順調に伸びています。リバースモーゲージのさらなる認知拡大と普及促進へ向けて、まずは都心部を中心に連携を深め、さらなる拡大に注力してまいります。
不動産売買事業は、大型案件を売却しつつ、保有物件の住居系への入れ替えを進めていますが、着実に在庫は確保できています。取引件数は順調に増加し、前年同期比で+64.5%となり、売上高は前年同期比で+33.0%伸長しました。採用強化・人員の増強により販管費が増加していることと、前期の大型高粗利案件の影響により1Qでは減益となっていますが、新規出店によりエリア拡大を図るともに、引き続き積極的な人材投資とさらなる成長を図ってまいります。
また、グループ全体としての販管費は、不動産売買事業への成長投資により前年同期から人件費、事務所維持費が若干増加しましたが、販管費全体としては、ほぼ横ばいで推移しています。成長強化事業への投資は引き続き行ってまいりますが、生産性の向上、利益率の改善を目指してまいります。
ハウス・リースバック事業は、HLBファンドへの譲渡を見送ったため、前年同期からは減収減益となっています。まずは不動産売買事業へ優先的に注力していますので、引き続き取扱件数は現状程度を維持しつつ、不動産売買事業と財務状況の推移をみてまいります。
金融事業では、不動産担保ローン事業の縮小により業績は減少傾向が続いておりましたが、リバースモーゲージ保証の残高積上げにより再度増収増益ペースまで業績が向上してきました。保証残高は229億76百万円となり、また、2025年11月13日現在で提携金融機関数は54行まで増加しました。新規保証件数は、まだ若干波があるものの、首都圏を中心に高単価の案件獲得が進んでいることで新規保証額は順調に伸びています。リバースモーゲージのさらなる認知拡大と普及促進へ向けて、まずは都心部を中心に連携を深め、さらなる拡大に注力してまいります。
不動産売買事業は、大型案件を売却しつつ、保有物件の住居系への入れ替えを進めていますが、着実に在庫は確保できています。取引件数は順調に増加し、前年同期比で+64.5%となり、売上高は前年同期比で+33.0%伸長しました。採用強化・人員の増強により販管費が増加していることと、前期の大型高粗利案件の影響により1Qでは減益となっていますが、新規出店によりエリア拡大を図るともに、引き続き積極的な人材投資とさらなる成長を図ってまいります。
また、グループ全体としての販管費は、不動産売買事業への成長投資により前年同期から人件費、事務所維持費が若干増加しましたが、販管費全体としては、ほぼ横ばいで推移しています。成長強化事業への投資は引き続き行ってまいりますが、生産性の向上、利益率の改善を目指してまいります。
2025年6月期計画は、経常利益40億円を目指す
中期経営計画の最終年度となる2025年6月期は、売上高700億円、営業利益40億円、経常利益40億円を業績目標としています。
中期経営計画では、フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、不動産売買事業を成長強化事業として位置付けておりますが、不動産売買事業が引き続き業績を牽引する計画としております。大型案件による押し上げもありますが、住宅系の売上高がしっかりと伸びており、中古買取再販も順調に拡大しています。営業人員の増強も進み、新規出店もできていますので、さらなる成長を図ってまいります。フランチャイズ事業では、ようやく純増ペースに回復してまいりましたが、新規加盟のペースをさらに引き上げていきます。拡大余地のある首都圏を始めとした都市部の開拓を促進すべく、積極的に広告宣伝や人材への投資を行い、エリアの拡大に努めてまいります。金融事業では、リバースモーゲージ保証残高の積み上げペースはさらに加速することを見込んでいます。足元では、月平均の新規保証額が10億円を超えてきましたが、ポテンシャルはまだまだ大きいと感じています。また、取扱件数が増加することで、付随する不動産取引の獲得も増えてくることが期待できますので、グループ収益への貢献が大きくなることを期待しています。
引き続き成長強化事業のさらなる拡大と、不動産×金融サービスの深化と高収益体質化を促進し、一層の成長と発展による企業価値向上を目指してまいります。
中期経営計画では、フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、不動産売買事業を成長強化事業として位置付けておりますが、不動産売買事業が引き続き業績を牽引する計画としております。大型案件による押し上げもありますが、住宅系の売上高がしっかりと伸びており、中古買取再販も順調に拡大しています。営業人員の増強も進み、新規出店もできていますので、さらなる成長を図ってまいります。フランチャイズ事業では、ようやく純増ペースに回復してまいりましたが、新規加盟のペースをさらに引き上げていきます。拡大余地のある首都圏を始めとした都市部の開拓を促進すべく、積極的に広告宣伝や人材への投資を行い、エリアの拡大に努めてまいります。金融事業では、リバースモーゲージ保証残高の積み上げペースはさらに加速することを見込んでいます。足元では、月平均の新規保証額が10億円を超えてきましたが、ポテンシャルはまだまだ大きいと感じています。また、取扱件数が増加することで、付随する不動産取引の獲得も増えてくることが期待できますので、グループ収益への貢献が大きくなることを期待しています。
引き続き成長強化事業のさらなる拡大と、不動産×金融サービスの深化と高収益体質化を促進し、一層の成長と発展による企業価値向上を目指してまいります。
配当・配当方針について
当社は、持続的な業容拡大と収益性向上による企業価値の増大を図るうえで、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、安定的かつ継続的な配当を実施していくことを基本方針としており、2025年6月期の配当予想は、1株当たり45円(配当性向33.9%)としております。当社は依然として成長過程にありますが、今後も、将来の成長投資と内部留保の充実及び株主様への利益還元とのバランスを勘案し、配当性向30%以上を基本水準と定め、キャッシュ・フローの状況と業績見通し等を総合的に考慮の上、配当を実施してまいります。
株主の皆様には、これからもご支援とご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
株主の皆様には、これからもご支援とご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。